広瀬ゆり

結婚してもうすぐ1年、満ち足りた暮らしを送るゆり。連れ子の雄一とも関係は良好で幸せを日々感じていた。だが夫は淡白で身体の寂しさを密かに感じており…。そんな折、夫が単身赴任で家を離れることになって、雄一との2人暮らしが始まった。最初は何事も無く過ごしていたが、徐々に雄一の態度に変化が現れ始めて…。妙に距離感が近づき、スキンシップが増えたことに戸惑うゆり。そしてそれはどんどん過激になっていき…。

僕は今、ディレクター・板東さんに叱責されている。ロケバスの運転手として目的地へ向かっただけなのに住所にミスがあり、水族館のロケがボツになった。そんな板東さんをアナウンサーで妻のゆりが宥めてくれて、その場は収まったかの様に思えた。しかし、ゆり自身も板東さんから日頃、セクハラや屈辱的な指示を受けていた。そして昼頃、板東さんが飲み物を差し入れてくれたのだがその中には何故かコンドームが入っていて…。

妻のゆりとは結婚して数年、会社でも順風満帆な生活を送っている。ある日、風俗遊びばかりにうつつを抜かして会社でサボっていた部下の佐治を説教していると、つい感情的にヒートアップしてしまい、腹が立った俺は疑似夫婦体験をさせてやろうと佐治を家に招いたのだった。貞淑なゆりが佐治をもてなして、夫婦というものの良さを存分に味わってもらおうと思ったのだが、その日から二人との関係が妙によそよそしくなって…。